オンライン「チェロカフェ」バースデー&来日20周年スペシャル!!

自分の誕生日の日に何かイベントを企画するのちょっと恥ずかしいですが(おそらく8歳の誕生日パーティー以来です)不思議と今年は自分の誕生日だからこそ、人のために演奏したいと思うようになり、飯島敦子さんの協力のおかげで第3回目のオンライン・チェロ・カフェを開催します♬続きを読む…

オンライン「チェロカフェ」へのお誘い

どういうこと?
どうやって参加するの?
何を楽しめるの?
説明させて頂きます〜♬♬♬
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野外で弦楽器:演奏者が説明する問題点と対策

自然界に沢山のインスピレーションを頂いているので、外でも演奏出来たら地球と一体になって気持ちいいだろうなぁ〜とよく思う。でも、お客様がいらっしゃる企画の一部として野外演奏することとなると、気持ちがガラッと変わる。そよ風が気持ちいいと感じるときもあれば、移り変わる環境が演奏を中止とさせてしまう場合もある。今日は企画者向けに、イベントを成功させるために、そして集まったお客様に失礼のないように、演奏条件、理由、対策、そしてお願いごとをまとめてみました。続きを読む…

クラシックコンサートに行きたいのに子供が...と悩んでいるあなたへ

クラシックは「やめた方がいい!」と言いたいのは、満席のコンサートで、席が演奏者から遠くて、出入りが出来ない、一曲だけでも1時間以上掛かるようなコンサート。ね ^^; でも「お子様OK クラシック」をネット調べると実は子供大歓迎のオプションが色々出てきます。「ファミリーコンサート」と名付けているならば遠慮なく行けるけど、今日話したいのは、普通のコンサートに見えて、チラシに小さく「未就学児無料」なんて書いているコンサート続きを読む…

コンサートの感想として自分の話をしていいと思う

コンサートを楽しんで頂いたとき、演奏者はアンケートや帰りの際に色んな言葉を頂きます。そのとき、コンサートの感想をいうのが普通こもしれないけど、演奏についてではなく、個人的な話をしてもいいと思う。続きを読む…

共演して下さるピアニストを「伴奏者」と呼んでほしくない理由

コンサートの企画者が、チェロ演奏を依頼して、予算があったからピアニストもお願い出来たとする。「あくまでもチェロがメインでピアノは伴奏ですよ〜」と主張するのように、ピアニストの写真を小さくしたりするのはいいとしても、ピアニストのことを「伴奏者」と呼んで欲しくない理由は沢山ある。続きを読む…

テーマのアイディアがあれば、どんどん言って欲しい

音楽家、作曲家、画家、料理人も!みんなクリエーターだと思うけど、インスピレーションは色んなところからくる。その一つは依頼者からいただく指定テーマ。プロのプロデューサーだったら当たり前だろうけど、そうでなければ、「そんな失礼なこと…」「演奏者の都合もあるだろうから…」と遠慮する人もいる。でも、アーティストは意外と喜ぶから、思い切って提案してみて欲しい。続きを読む…

プログラムに曲名を省略するのは勿体無い

クラシックって難しそうだし、お客様に親しみやすいように曲名を省略しているのは分かるけど、勿体無いと思う。原曲の名前の中に、イメージを膨らませるヒントもあるし、コンサートが終わってからもっと知りたい人は本来の曲名を知らないと本当に限られた世界の音楽しか聞けない。続きを読む…

カフェでのコンサートは入りづらいと思っている方へ

聴いてみたいコンサートが地元にあるのに行かない理由に「開催の会場は入ったことないお店だから」と思っている方は結構いるらしい。シャイだからかなぁと思っていたけど、話を聞くと、「カフェでのコンサートはカフェのお客様の為のもので、カフェに行ったことないのにコンサートに行くのは申し訳ない。」と思っている人もいた。続きを読む…

お客様が考える音楽の楽しみ方が実に面白い!

先日頂いた演奏依頼はチェロの生徒様から。ピアノのお稽古をしているお孫さんにアンサンブルの楽しさを伝えたいということで、プライベートコンサートを企画していますが、それが普通にホームコンサートではなく、家族が音楽スタジオに集まって、お婆ちゃんからお孫さんまでアンサンブルを楽しむ時間になりそうです。私と生徒さん(お婆ちゃん)のデュオ、私の独奏、そしてお孫さんのピアノ、お孫さんと私のコラボ。クラリネット吹きのおじいちゃんも絡んでもらいたいなぁ〜 続きを読む…

カンパ制って実際いくら?

金額の決め方がわからないと、帽子が回ってきたとき、他の人がいくらあげてるか覗いたり、帰ってからも「足りたかな?」「 ちょっとあげすぎたかなぁ?」と悩む人もいるでしょう。せっかく楽しいライブの余韻に浸りたいのに、色々気を使って、変えって疲れたりすることの予防に!

→カンパの金額は人それぞれでいい! ということを今日言いたいです。 例えば:
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音楽を伝えるのに、音以外に出来ること

小学生のために、ディズニーもジブリも一曲も入ってない、オールクラシックプログラム。音楽の「表現」を、顔の「表情」で見せると、入り込みやすくなる。続きを読む…

「楽しいコンサートのスペシャリスト 日本サロンコンサート協会」

今夜から「楽しいコンサートのスペシャリスト 日本サロンコンサート協会」の三重県ツアーに参加します。ひと昔前、私も参加した渋谷のチャペルコンサートの動画も見つけました(^o^)/続きを読む…

「◯◯やらなきゃ」を落とせると、感動が増える

あるでしょう?仕事が忙しくて、休みになった瞬間、外で散歩して空を眺めるだけで感動したり...続きを読む…

クラシックファンを増やす魔法使い"The Teaching Artist"

アメリカには「Teaching Artist」という肩書きがあり、クラシックを演奏するだけではなく、クラシックの魅力を面白く伝えてクラシック愛好者を増やしたい人を意味します。この言葉を最初に提案したのはエリック・ブース:

The Music Teaching Artist’s Bible: Becoming a Virtuoso Educator 2009
ティーチング・アーティスト: 音楽の世界に導く職業 2016

Eric Booth (著), 久保田 慶一 (翻訳), 大島 路子 (翻訳), 大類 朋美 (翻訳)
2017_6_7_Japanese

アマゾンより内容紹介:

「自分自身が音楽家であり、教育的手法を通じてさらに広い芸術・音楽の世界に人を導く。また自身の音楽家としての能力を向上させる。ティーチング・アーティストは21 世紀の芸術家のモデルのひとつであり、それは教育分野における高度な参加型学習モデルとして、公共施設などにおける芸術・音楽のアウトリーチ活動において必要不可欠なスキルとなっています。」


私はこの本に大きく影響されて、トークのスタイルに取り組んでいます。

例えば「白鳥」を弾く前にお客様に問いかけます:「みなさまのイメージする白鳥はどんなところにいるんですか?川?池?広い湖?一匹ですか?琵琶湖のように何十匹もいますか?周りの背景は自然ですか?それともボート沢山の観光地?それじゃあ、これからちょっとした実験をしましょう:これから白鳥を演奏しますが、このシーンで聞こえてくるメロディーは白鳥が感じている気持ちでしょうか?それとも人間が白鳥を見て感じているのでしょうか?メロディーが流れ出したらどんなイメージが湧いてくるでしょうか?」演奏が終わってから、どっちだったのかを聞いてみたり、幸せな印象だったのか寂しい印象だったのか、またいろいろ問いかけます。

頭を空っぽにして音楽をそのまま光を浴びるのように聴くのも気持ちいいですが、曲紹介の仕方だけで聴く方の経験が大きく変わると思います。お客様の表情が柔らかくなり、面白がってくれます。クラシックの聞き方には沢山あって、間違いなんかない。そして音楽から感じ取るものはみんなそれぞれだからこそ素晴らしい音楽であること。いろんなメッセージも伝えられます。

エリック・ブースのこの本にアイディアが沢山あります!是非、アーティストの皆様、読んでみてください。

「クラシックはよく分からない〜」が「クラシックは面白い!」になる瞬間、むちゃくちゃ楽しいです
🎶

(Note: 英語版しか読んでいないので、日本語版を読んだら感想を聞かせてください!)

♪〜〜〜〜〜〜関連情報〜〜〜〜〜〜♪

Sachi のコンサート情報

  LaVita 〜大切なあなたへ〜
「真夏の情熱のスペシャルコンサート」
  2017年7月29日(土曜日)
【会場】
日本橋社会教育会館【開演】14:30
【全席自由】大人3,500円 高校生以下1,000円(未就学児無料)
【出演者】石川寛子 Vn、大塚幸穂 Vc、長谷川芙佐子 Pno、大村典子 Harp  
【曲目】ひまわり、コーヒールンバ、ジュピター、ツイゴイネルワイゼン、映画「ラベンダーの咲く庭で」より、サマータイム、アイガットリズム、ラプソディーインブルー、ヘンデル:ハープコンチェルト、愛の夢、ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ、他
【アクセス】都営浅草線、東京メトロ日比谷線 人形町 A6, A2出口より徒歩4分
お問い合わせ&申し込み】メール:sachiho@timberringmusic.com
【主催】
Kクリエイト
【FB】
イベントページ

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「トーク付きコンサート」が気に入っているわけ

先輩のおもしろおかしいMCでお客様を笑わせて、ニコニコしながら次の曲を楽しみに待っている様子を舞台から眺めると、自分もどんどんやる気が出た。この人たちのためにいい演奏したい!と思った。
続きを読む…