テーマのアイディアがあれば、どんどん言って欲しい

音楽家、作曲家、画家、料理人も!みんなクリエーターだと思うけど、インスピレーションは色んなところからくる。その一つは依頼者からいただく指定テーマ。プロのプロデューサーだったら当たり前だろうけど、そうでなければ、「そんな失礼なこと…」「演奏者の都合もあるだろうから…」と遠慮する人もいる。でも、アーティストは意外と喜ぶから、思い切って提案してみて欲しい。続きを読む…

歴史も現代ニュースも戦争の話ばっかりだとイライラする

本当のところ、戦いの話になると、イライラする。大学でチェロの他に歴史も専攻したけど、途中から社会学に変えたくなった。だって人類の発展は戦争の結果はなく、新しいものを生み出そうとしている人々の努力でしょう?メインのニュースに日常生活を良くしようとしている発明者やアーティストにしてもいいのに、ついつい恐怖を売りにしているニュースに本当にイライラする。続きを読む…

「味見」の時間を楽しみましょう【音色作り:上級編】

「うん…もうちょっと砂糖が必要かな?」と料理するときに思うと同じように、音楽作りにも「味見時間」が必要。例えば「今の音はもっと暖かくしたいなぁ…左手のヴィブラートをもっと遅め?」と考える。この時間を取ることが、味見をすると同じ感じ。続きを読む…

砲撃を生き延びたベートーベンは平凡な日常を取り戻したかっただろう《ベートーベン:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調Op.74》

想像して見て下さい:望んでもない戦争が自分の街まで来てしまって、終わるま辛抱する、待つしかない。そんなとき、どんな音楽を作りたくなる?怒りをぶつかるもの?悲しみを訴えるもの?いろいろあるだろうけど、あの激しいベートーベンは以外に「終わった?普通の生活に戻っていい?」と問いかけるような、日常生活の平和を取り戻したいような曲を書いた:

《ベートーベン:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調Op.74》

1809年、ウィーン。5月にナポレオンが砲撃しはじめたときベートーベンは弟のカスパールの家の地下室に避難した。既に聴覚を失いはじめたし、さらに耳を痛めないように、
ベートーベンは枕を耳に当ててずっと待っていた。

そんな経験を生き延びたベートーベンが書いた弦楽四重奏曲は普段の作品よりはずっと平和な風景を描いたと私は思う。

冒頭のメロディーが質問のようなフレーズの連続。「終わった?」と聴くような。はっきり始まるメロディーではなく、勇気を絞りながら、一歩ずつ外の様子を見に行くような。でも怖くないのよ。自分を安心させたいような音楽に聞こえる。希望も感じる。結局1楽章のメインテーマがとっても明るくて美しい。愛する街に元気を与えたいような気持ちだったのでしょうか。もちろんベートーベンらしく突然びっくりさせるような大きい音もあるけど、ケロッとまた明るいメロデイーが流れ出す。そしてこの1楽章の終わり方が素晴らしくて「ハープ」名前の由来となる。10分程度です。是非聞いてみてください。



続き、2楽章がとっても穏やか。3楽章は普段だと軽くて元気な部分だけど、この曲では一番激しい部分となる。そしてフィナーレの4楽章が明るく元気で活発に終わると思ったら、そうではなく。とってもシンプルなメロディーにバリエーションを付け足す形。

私にとってベートーベンは、人間のあらゆる感情の全てを生のまま音楽で表現できる天才。だから戦争を経験したベートーベンがこんな穏やかな音楽を書くところにびっくりした。普段の生活のありがたみを感じたのでしょうか。平凡な毎日が取り戻せるように働きかけたのでしょうか。

「ベーレンライター」
スコアのイントロより引用:
「One might expect that, when he recovered in August, his next substantial composition would be an angry and defiant response to the French. Instead, it was one of his gentlest and most intimate - the String Quartet in E flat, Op. 74. He seems to have felt that the best response to such agitation was to write a placid, relatively conventional work to aid a return to normality.」- Barry Cooper (University of Manchester)

戦争は人を変える。普段の毎日も美しいもの。そんな普段のありがたみを感じたいときに聴きたい曲かもしれない。

♪〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪

大塚幸穂 第8回 サロンコンサート in 館山(千葉県)
〜チェロとピアノの名曲で、心やすらぐひと時を!〜

 開催日:2017年9月24日(日)
  時間:第1部(昼の部)13:30開場 14:00開演
     第2部(夜の部)18:00開場 18:30開演
  会場:
蜂の駅ひふみ養蜂園2階ホール
  料金:2,500円(ハーブティーとはちみつのお菓子付)
  曲目:サンサーンス/白鳥
     フォーレ/シシリエンヌ
     マスネ/タイスの瞑想曲
     ショパン/序奏と華麗なるポロネーズ
     ダグラス/この素晴らしき世界
     マンシーニ/ムーンリバー
     美空ひばり/川の流れのように
     モノ/愛の讃歌 他
     *曲目は変更になることがあります。
 ご予約・お問い合わせ:090-1910-0368(佐々木)
 FBイベントページ:
https://www.facebook.com/events/511903475817255/

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曲名だけでどんな楽器の編成なのか分からないあなたへ:ピザに例える

ピアノトリオと書いてあったらステージに三台のピアノが並ぶイメージを持ってしまうことありませんか?言葉通りだと「ピアノx3」だし、そう思ってしまうのは当たり前だと思う。実際ピアノトリオはピアノ1台+バイオリン+チェロだけど(基本的に)、このような知識を得るには、経験を積むしかない。色々聴いていると、少し推測できるようになる。ピザの名前だけでピザの種類を推測できると同じように。

ピザのベースに生地があるけど、名前にわざわざ「生地」と書かないよね。例えば「ソーセージピザ」だったら、わざわざ「ソーセージ+生地+ソース+チーズ」と書かない。クラシックもそんな感じ。例えば:

《プレイン室内楽》
「弦楽カルテット」= 弦楽器(バイオリン2名、ビオラ1名、チェロ1名)

《トッピングあり室内楽》
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「フルート
カルテット」= 弦楽器3名+フルート1名
「クラリネット
クインテット」= 弦楽器4名+クラリネット1名
「オーボエ
カルテット」= 弦楽器3名+オーボエ1名
「ピアノ
トリオ」= 弦楽器2名+ピアノ1名
「ピアノ
クインテット」= 弦楽器4名+ピアノ1名

《プレインオーケストラ》
「交響曲」= オーケストラ

《トッピングありオーケストラ》
「チェロ
コンチェルト」= オーケストラ+チェロ1名
「ダブル
コンチェルト」= オーケストラ+ソロ楽器2名

勿論、他にも沢山バリエーションがある。

例えば「木管クインテット」になると、弦楽器+木管楽器ではなく、木管楽器のフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンの5人で出来ている。「ピザ」というより「フルーツケーキ」だね。

それに、最近は「フルートカルテット」と書いてある場合、実際フルートだけで出来ているカルテットの可能性もある。低音も出せる「
バスフルート」が開発されているので、バイオリンからチェロまで広い音域を渡る編成をフルートだけでもできる。サックスもそう。

だから、曲名だけ見ても分からないのは当たり前。作曲家が楽譜に編成をメモってくれなかったら、演奏者も分からない。でも一応、基本的なパターンが出来ているので、経験を積むと、少し推測ができるようになる。こちらのページ「
クラシック音楽を聴くのが楽しくなるサイト 4. 楽器編成について 」で編成と一緒に曲例も載っている。楽器の組み合わせ方に興味ある方は是非、色々聴いてください♪

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大塚幸穂 第8回 サロンコンサート in 館山(千葉県)
〜チェロとピアノの名曲で、心やすらぐひと時を!〜

 開催日:2017年9月24日(日)
  時間:第1部(昼の部)13:30開場 14:00開演
     第2部(夜の部)18:00開場 18:30開演
  会場:
蜂の駅ひふみ養蜂園2階ホール
  料金:2,500円(ハーブティーとはちみつのお菓子付)
  曲目:サンサーンス/白鳥
     フォーレ/シシリエンヌ
     マスネ/タイスの瞑想曲
     ショパン/序奏と華麗なるポロネーズ
     ダグラス/この素晴らしき世界
     マンシーニ/ムーンリバー
     美空ひばり/川の流れのように
     モノ/愛の讃歌 他
     *曲目は変更になることがあります。
 ご予約・お問い合わせ:090-1910-0368(佐々木)
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音楽家の心の休憩のお手伝いさん:愛犬のふくちゃん

夏場だとエアコンがかかっている部屋から中々出たくない。そうすると休憩取ろうとしても背景を変えることができず、ついつい携帯見たりして、下手すると休憩のはずなのに、余計目が疲れたりする。そんなふうにならないように、今日の心の休憩のお手伝いさんは「ふくちゃん」、我が家の愛犬。続きを読む…

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シングルマザーや共働きのカップルは、子供が夏休みに入ると誰に子供のお世話を頼むか悩むでしょう。母が私の為に選んでくれた夏休みの過ごし方の一つは、滞在型「サマーキャンプ」。続きを読む…

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笑顔の良さはその人から伝わってくる気持ちから?それとも歯並び?

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いつも防音されている部屋で弾いていると、こんな美しい背景を見ながらチェロ弾くことに憧れる。

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ここの場合、お客様はチェロに向かって聴くのではなく、一緒にあずま屋で座って、ここから一緒に夕陽を見ることが出来たら気持ち良さそう〜といつも思う。

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見晴らしの丘公園」までのアクセスがとても便利。車でいけるし、駐車場が広くて、トイレと自販機がある。私の気に入りあずま屋までは、「見晴らしの丘公園」の駐車場から徒歩1分。

難点は、公園入り口にゲートがあって、ローラーすべり台の利用時間の間だけ空いているので、早くて9:30、遅くて17:30。夕陽も朝日も諦めなきゃいけないですね。自力で登れば時間に制限がないけど!

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ちなみに私がいつも愛犬のふくちゃんと歩いている山道の入口は「道の駅おがわまち」から近くて(7分)、「カタクリとオオムラサキの林」でもある。山道に入ってから大体15分で「見晴らしの丘公園」に着きます。

あずま屋でチェロシリーズ、いつ実現できるか分かりませんが、興味があったら、声かけて下さいね♪

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暗い曲が好きな人!堂々と暗い曲をリクエストしてください

明るく元気!でいなきゃいけないプレッシャーはだれでも感じると思います。その傾向で、基本的に私はコンサートの選曲するとき、7割は明るい曲にしようとしています。でも難しい。私は暗い曲が結構好きだから...本当の好みで選曲していれば、多分6割、暗い短調の曲を選んでいると思う。心のどん底に響くメロディーが気持ちがいい。眠っている感情をかき混ぜるような音楽が楽しい。続きを読む…

ものが枯れていくのを見るのも楽しい

切り花は枯れていくのが何だか悲しいけど、地面に植わっているお花は、枯れると同時に種作りしている。来年のために種を取りたい場合、結構からからに乾くまで置いておかなきゃいけないから見た目的に悪い。でも、種が熟す時期は、いろんあことが同時に起きてすごく面白い。まだ頑張っている花もいれば、既にこぼれ種が発芽しているものもある。生き残る花、これからどうなるか分からない小さな芽。切なくも美しくも見える。続きを読む…

実際やってみなきゃ分からないことは沢山ある

私は親に音楽のお稽古を勧められていなかったら、クラシック音楽は好きになったでしょうか。正直わかりません。でも「クラシックが大好き!」だから始めたわけではないからこそ、身についたものが沢山ある。練習している内にアンサンブルをやる機会が増えてどんどん面白くなった。だから、クラシックに特に興味ない人にも、クラシックを勧めたくなるの。続きを読む…