クラシックコンサートに行きたいのに子供が...と悩んでいるあなたへ

クラシックは「やめた方がいい!」と言いたいのは、満席のコンサートで、席が演奏者から遠くて、出入りが出来ない、一曲だけでも1時間以上掛かるようなコンサート。ね ^^; でも「お子様OK クラシック」をネット調べると実は子供大歓迎のオプションが色々出てきます。「ファミリーコンサート」と名付けているならば遠慮なく行けるけど、今日話したいのは、普通のコンサートに見えて、チラシに小さく「未就学児無料」なんて書いているコンサート

「え????本当に大丈夫????1時間ぐらいじっと出来るようにならないと連れていけないよな〜」と思っているあなた。
Let's go


演奏者の立場から言います:是非きてください!!!

演奏者はひとまず、お子様OKのコンサートだと分かっているから、それなりに心の準備しています。

企画者は、お子様も楽しめるようなプログラムになっていると思っているから、お子様もOKにしている(メリハリのある曲、短めな曲、曲解説を演奏者から聞けるなど)。

他のお客様は、チラシに子供OKと書いていると分かって、コンサートにいらしています。

お子様にクラシックを楽しんでもらいたいです。ご家族にも音楽を楽しんでもらいたいです。演奏者、企画者、そして他のお客様も感じていると思います。だから、ものすごく「お子様のためのコンサートです!」と主張していないクラシックコンサートだとしても、お子様OKと書いてあったら、是非、聴きに来てもらいたいです。

実際お子様を連れて行きやすいコンサートは、設備とも関係あります。
  • 会場が広ければ、ぎゅうぎゅうにお客様がはい入らなくてもお子様は手足を伸ばしてのびのびと音楽を聞ける。
  • ドアが多ければ、ドア近くの席も多いわけ。騒ぎ出したら外にプチ休憩に出れる。
  • 受付スタッフがきちんといると、外で休憩しても対応してもらえる。
  • ドア係がいると、もう一度コンサートに戻りたいときに、いいタイミングを教えてもらえる。
このように整えているかどうかは前もって確認するのはなかなか難しいですが、企画者は全てのお客様が気持ちよく演奏会を楽しめるように色々と工夫していますので、遠慮なく、甘えて欲しいです。

実際演奏会場の中の楽しみ方も色々あります。自由席ならば、例えば席替えも♪
  • 演奏者の近くに座ると、メリハリが増して、ラッキーだと演奏者と目が会うかもしれない!
  • 休憩や曲の間に席を変えると、同じコンサートの中でもいろんな響を楽しめることが出来る。(曲の間だと素早くするのがチャレンジでしょうが… コートは置いておいて、貴重品だけ持っていくのがいいかもしれないですね。笑)
  • 一番後ろの壁側だと、お子様が動いたり、保護者が抱えながら揺らしたりするのは、音が立たない限り、全く問題ないです。見えるのは演奏者のみ。私は個人的に音楽に合わせて動いている人を見るとやる気が倍増します!
コンサートの楽しみ方は本当にみんなそれぞれですが、私は「じっとしなさい」と言われているお子様をみると本当に心が痛むのです。演奏者として、音楽の魅力の一つは体を動かしながら演奏すること。リトミックはお子様に音感を教えるのに踊りを大活躍するし。もちろんコンサート会場で足を振りながら演奏を聴いていたら、同じ列の椅子がみんな同時に揺れるので、他のお客様のためには遠慮した方がいいと思うけど、例えば何かを揺らしたいなら、人差し指で小さく指揮の真似しても大丈夫じゃないですか。あとは例えば、音が高く行くほど深呼吸して背筋を伸ばしたり、暗くなるとちょっとまた緩んだり。音楽から感じるものを顔の表情にでも出すとまた結構面白いですよ!耳と心できくだけではなく、全身で感じてもらいたいです。

最後に、もうひとつ、お子様に来てもらいたい理由。子供は本当に正直だから。退屈であるのも興味持っているのもすぐに見える。演奏者としてそんなに正直に反応してくれるお客様がいると、本当に勉強になる。腕をあげるしかない!よりいい音楽で惹きつけるしかない!一つの曲の流れに一箇所でも停滞するところがあればアウトだから、一音一音丁寧に作る。

もちろん大人のお客様の為にも丁寧に作るけど、「ミス」に対しての反応が違うと思うんだ。大人は気づく。覚えてしまう。お子様は気づかない。面白いところだけ記憶に残る。お子様は「ミス」を恐れず面白い音楽を作るモーチベーションになる。だから、我々音楽家にとって、お子様も大事な大事なお客様です。

以上!クラシックコンサートでも、お子様OKなのであれば、甘えて連れて行ってみましょう♪みんなハッピーになる可能性もある!その一つのオプションは
⤵︎ 1/13のLaVitaのコンサート。嬉しい「未就学児無料」の言葉、見つけましたか?

2018_1_13_LaVita_Chirashi

♪〜〜〜〜〜〜関連情報〜〜〜〜〜〜♪

 2018年1月13日(土)
   〜La Vita〜
 New Year Concert

【会場】日本橋社会教育会館
【開演】14:00【開場】13:30
【全席自由】
  大人3,500円
  高校生以下1,000円
  未就学児無料

【出演者】
 長谷川芙佐子(ピアノ/編曲)
 石川寛子(ヴァイオリン/朗読)
 大塚幸穂(チェロ)
 大村典子(ハープ)

【曲目】
 ヨハン・シュトラウス「ラデツキー行進曲」
 ルロイ・アンダーソン:
  「プリンク・プランク・プルンク」
  「ブルータンゴ」
  「フィドルファドル」
 ヨハン・シュトラウス「春の声」

 宮城道雄「春の海」
 百人一首より(朗読&信時潔作曲の歌)
  「花の色は(小野小町)」
  「久方の(紀貫之)」
 長谷川芙佐子編曲「春のメドレー」
  「さくらさくら、早春賦、春よ来い、春が来た
   どこかで春が、春の小川、朧月夜、花」
 ヨハン・シュトラウス:美しき青きドナウ

【アクセス】都営浅草線、東京メトロ日比谷線「人形町駅」
      A6, A2出口より徒歩4分

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