「サマータイム」=「暑いね〜」だけの歌じゃなかった!

腕に抱いている赤ちゃんに、羽を広げて空に飛び出す日まではママとパパは見守っているよ、とお母さんが歌う子守唄。

元々はアメリカの「フォークオペラ」ガーシュウィン作曲の『ポーギとベス』の名曲。オペラ??と思うかもしれないけど、これみると雰囲気がとてもわかりやすいです↓



「ポーギとベス」は歴史的にとても大切な作品。1934年、はじめてジャズの様子がクラシックのオペラに取り組まれた。作曲者のガーシュウィンが、そのジャズの様子を本格的に表現するには黒人の歌手が必要だと言って、黒人以外の歌手の出演を許さなかった。結果、黒人歌手が「ポーギとベス」に出演してクラシック歌手として認められるきっかけになったことも多かった。

一方、オペラの内容が黒人のステレオタイプだと訴えて(黒人は貧乏で、物事を暴力で解決、麻薬も使う)出演を断る歌手も多く、反対運動で上演が出来なかった地域もあった。

あらすじを読むとステレオタイプであることは間違いないと思うけど、よく考えてみれば、基本的にオペラで深い意味のある話はない(ほとんどが、誰かが嫉妬して誰かを殺すパターン)。

それでも、一つでも素晴らしい作品があると、その曲が、It takes on a life of it’s own. 独立した曲として有名になっていく。それが、ジャズスタンダードにもなった「サマータイム」。

ジャズスタンダードとして聞き慣れているのはエラ・フィッツジェラルドかな?



ちなみに、私が一番好きなのはやっぱりニーナ・シモン↓前半がニーナのピアノ、後半でやっと歌が入る。ニーナの声が本当に心に染みる。



チェロでも演奏するの?の答えは Yes!

7/29(土曜日)LaVita 〜大切なあなたへ〜「真夏の情熱のスペシャルコンサート」日本橋で、ピアノ、チェロ、ヴァイオリン、ハープで演奏します。長谷川芙佐子さんのアレンジもまた素敵なので、ご興味ある方はぜひ、来てください


♪〜〜〜〜〜〜関連情報〜〜〜〜〜〜♪

Sachi の
コンサート情報

  LaVita 〜大切なあなたへ〜
「真夏の情熱のスペシャルコンサート」
  2017年7月29日(土曜日)
【会場】
日本橋社会教育会館【開演】14:30
【全席自由】大人3,500円 高校生以下1,000円(未就学児無料)
【出演者】石川寛子 Vn、大塚幸穂 Vc、長谷川芙佐子 Pno、大村典子 Harp  
【曲目】ひまわり、コーヒールンバ、ジュピター、ツイゴイネルワイゼン、映画「ラベンダーの咲く庭で」より、サマータイム、アイガットリズム、ラプソディーインブルー、ヘンデル:ハープコンチェルト、愛の夢、ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ、他
【アクセス】都営浅草線、東京メトロ日比谷線 人形町 A6, A2出口より徒歩4分
お問い合わせ&申し込み】メール:sachiho@timberringmusic.com
【主催】
Kクリエイト
【FB】
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