3密のどれも避けることは出来ているのに対面レッスンを取り止めた理由

4/7の夜、埼玉県の緊急事態措置を一生懸命理解しようとした。音楽教室のレッスンは「生活必需品」ではないから自粛?でも「遊興施設」(キャバレー、ナイトクラブ、ダンスホールなど)でもないから自粛例に入っていない。換気/人数制限/距離で3密を避けることも出来ている。朝の2時まで考えた結果、我が家の一対一のチェロレッスンはOKだと思いました。が!今日になって対面レッスンを取り止めてオンラインレッスンのみとさせて頂きました。その決断に辿り着いた頭の流れを説明したいと思います。暗い話ばっかりではないので!是非、最後まで読んで下さい♪

1. ルールに従おうとしている自分が非常に疲れたことに気づいた
ほぼ毎日ルールが変わっています。国と県が言っていることも違う。一人の人間が言っていることにも矛盾がある。You can’t please everyoneなのに、everyoneに合わせて教室の対応を考えていた。対面レッスンを続ける対応を考えることに疲れた。

2. 自分の望みと価値観を思い出した
私が今一番やりたいことは、オンラインレッスンを楽しくするアイディアを集めて一つ一つ実現したい。大好きな音楽仲間と協力して音楽作りに励みたい。医療関係の人達の力になりたい。いつもの対面レッスンを何とか形を変えながら日に日に変わるルールに合わせるより、新しいクリエーティブなことをしたい自分に改めて気づいた。

3. コロナについて自分が得た知識を元にお客様の健康を守りたいと思い出した
多くの場合国の要請より自分の方が慎重に行動している。ルールに従うことがポイントではなく、自分の価値観に従えばいいと気づいた。

4. どのような将来が待っているか、アメリカで医者の姉に改めて描いてもらった
感染者数が上がると、唯一安全な場所は自分の家になる。3密にいくら気をつけても無症状感染者がいる限り、生徒はウイルスを残して帰る可能性はある。もちろん生徒がウイルスをもらって帰ることもありえる。コロナのピークが過ぎてからしばらく下がったとしてもまた上がる可能性が高い。地域ごとに感染者数が上がったり下がったり、波のように1年以上は続く。5/6までどうしたいか考える規模の話ではない。

5. コロナについて未知なことはまだまだある、とまた姉に教えてもらった
空気感染は絶対ないとは言えないらしい。2度感染するかどうかも分からない。完治するまでどれぐらいかかるか分からない。数ヶ月の可能性だってある。まだ分からないだけ。

だいぶ暗い話になりましたね…でもここまで来たら対面レッスンをやめるのはベストなのは明らかで、対策に悩まなくて済む分、新しいことに夢中になれる。とても気分が晴れました。

私の頭の流れの話になってしまいましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました!最後にこれから取り組みたい楽しいことをプレビューしますね:
  • 生徒全員をオンラインミーティングで集めて、話したり、演奏したり、定期的に顔を合わせる時間を作りたい。
  • 生徒のカラオケ用に、練習している曲の伴奏パートを私のチェロで録音して、YouTubeにあげて、合わせて練習してもらえるように動画資料を作りたい。
  • YouTubeの動画のスピードを手動で変える技術があるらしい。生徒に教えて、伴奏動画を好きなスピードで再生出来るように教えたい。
  • 動画編集の簡単ソフトをリサーチして、生徒も自分で動画とったり、人の動画に合わせたりする方法を教えたい。

もうやりたいこと山ほどあります!幸いに今まで自宅にいらしている生徒の12人の内8人が今日オンラインレッスンを希望して下さいました。みなさん、ありがとうございます
🙏どんどん進化して一緒に楽しいことを見つけていきましょう♪

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オンラインのチェロレッスンってどんな感じ?電子機器が苦手なあなたへ
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・オンラインレッスンの不具合対策、活用方法、疲れ対策

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