英語のネーティブスピーカーが説明する「Plink, Plank, Plunk!」の意味

ルロイ・アンダーソン作曲、弦楽合奏のための可愛い曲「プリンク・プランク・プルンク」、題名を読むだけでも何だかんだ楽しい雰囲気を味わえます。それぞれの言葉に意味はあるけど、冒頭の音楽(レ!ラ、レ。)からいうと、恐らく、高いところから物が何かに打つかりながら転び落ちる音を表現したくて名付けたと思います。

まずは聴いてください!(この曲では弓は使わず、ずっと弦を弾く、ピッツィカート、という方法を使っているので、動画の最初に指揮者が演奏者から弓を取り上げるシーンまで楽しんでください。)



ずっとピッツィカートで演奏するので、曲の題名はその関係だと思う方もいるんですが、「弦を弾く」のは、「Plink」でも「Plank」でも「Plunk」でもなく、「Pluck」です。残念〜 でも、よーく考えてみれば、ときどき弦をちょっと下品に重たく弾くときは「Plunk」と言います。擬音語ですね。

それでは、アメリカのバーモント州育ちの私が思うそれぞれの言葉のイメージをシェアします:

「プリンク」軽い金属的なものがぶつかり合う音。例えば、披露宴でスピーチしたいとき、フォークでワイングラスを叩きますが、そんな音。She plinked her glass with a fork to make a speech at the wedding reception.
Plink, Plank, Plunk!


「プランク」プランクは木製の板という意味もあるので、例えばテーブルに平らなものを割と強めに落とす音。He forcefully planked down the cell phone on the table as evidence that his partner was having an affair. (!)

「プルンク」重たいものが最終時点にたどり着く音(しばらく動かないだろう、という気持ちで)。I plunked myself down on the sofa after a long day to watch T.V for a while.

変な例えですみません(≧∀≦)。でも何となく軽い感じから段々重たくなる感じは分かりますか?だから、全部連続に言うと、高いところから転び落ちる音のイメージになるわけ。

実際に落ちていく物は聴く人の自由。崖から石?棚からフォーク?机から消しゴム?バッグス・バニー?

音の音量、タイミング、軽さなど聴いて、感じて、楽しんで下さい。イマジネーションを使いながら聞くと、風に飛ばされたり、滑ったりする音や、何かを追っかけているメロディーも聞こえて来るかもしれないです(^o^)/

そして実際ネーティブの発音を聴きたい方!1/13のLaVitaコンサートで演奏しますので、是非、いらして下さい♪

♪〜〜〜〜〜〜関連情報〜〜〜〜〜〜♪

 2018年1月13日(土)
   〜La Vita〜
 New Year Concert

【会場】日本橋社会教育会館
【開演】14:00【開場】13:30
【全席自由】
  大人3,500円
  高校生以下1,000円
  未就学児無料

【出演者】
 長谷川芙佐子(ピアノ/編曲)
 石川寛子(ヴァイオリン/朗読)
 大塚幸穂(チェロ)
 大村典子(ハープ)

【曲目】
 ヨハン・シュトラウス「ラデツキー行進曲」
 ルロイ・アンダーソン:
  「プリンク・プランク・プルンク」
  「ブルータンゴ」
  「フィドルファドル」
 ヨハン・シュトラウス「春の声」

 宮城道雄「春の海」
 百人一首より(朗読&信時潔作曲の歌)
  「花の色は(小野小町)」
  「久方の(紀貫之)」
 長谷川芙佐子編曲「春のメドレー」
  「さくらさくら、早春賦、春よ来い、春が来た
   どこかで春が、春の小川、朧月夜、花」
 ヨハン・シュトラウス:美しき青きドナウ

【アクセス】都営浅草線、東京メトロ日比谷線「人形町駅」
      A6, A2出口より徒歩4分

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