夏場で家を留守するときのチェロ置き場

夏休みにチェロを持って涼しいところでのんびり練習出来たら最高ですけど、毎日宿を変えるような観光旅行になると、11時のチェックアウトと、15時チェックインの間、チェロの置き場に困ります。そもそも練習していい宿はそんなにないし。結果、観光旅行の場合、チェロは家で留守番することになります。今日は、そのときのチェロ置き場のオススメです。

避けたい環境:
  • 激しい温度変化のある場所:温度変化が激しいと(例えば10分以内に15度以上の変化)、調弦が保ちづらくなり、ときには何本の弦が完全に緩んで、駒まで傾きはじめます。
  • 30度以上あがる部屋:温度がこれ以上あがると、板の接着剤やニスが溶け始めることがあります。日当たりのいい日に車の中においてはいけない理由です。
留守中の家の置き場のオススメ:
  • 2階建の家の場合、1階におく:熱気は上にあがるものなので、窓と雨戸を閉じたまま出かけると2階にすごい熱がこもります。夏場だと40度近くなることがあるので1階に置いておくことによって、サウナ状態の2階を避けることが出来る。
  • 直射日光が当たらない部屋におく:東部屋だと朝が暑い、西部屋だと午後が暑い。雨戸を閉めても壁を通して熱は入る。部屋に挟まれている玄関やホールに置いておくことによって、激しい温度変化を避けることが出来る。
  • 家の中のドアを全て全開にする:熱を上の部屋に逃がすように家の中のドアを全て全開に開けておく。暖まった空気が色んな部屋に移動出来るようにすると、一つの部屋に熱が集中しないように出来る。
  • キッチンの換気扇を回しっぱなしにする:1日にたまった熱気を夜に涼しくなってから逃がすこと。1日に一回温度を下げることが出来ると、数日出かけても、温度がある程度お一定する。
本当のところ、チェロのために、エアコンをかけっぱなしにするのがベストですが、電気代が気になりますね。今のところ、上の4つの方法を使うことによって、私のチェロは大きな故障もせず、家に帰って最初に弾くとき、音程も激しく変動していなくて、ニスも溶けていなくて(!)最初から気持ち良く演奏することができます。お帰り〜 ただいま〜 と会話しながら、今後のコンサートに向けて練習出来る♪

♪〜〜〜〜〜〜関連情報〜〜〜〜〜〜♪

Sachi の
コンサート情報

  LaVita 〜大切なあなたへ〜
「真夏の情熱のスペシャルコンサート」
  2017年7月29日(土曜日)
【会場】
日本橋社会教育会館【開演】14:30
【全席自由】大人3,500円 高校生以下1,000円(未就学児無料)
【出演者】石川寛子 Vn、大塚幸穂 Vc、長谷川芙佐子 Pno、大村典子 Harp  
【曲目】ひまわり、コーヒールンバ、ジュピター、ツイゴイネルワイゼン、映画「ラベンダーの咲く庭で」より、サマータイム、アイガットリズム、ラプソディーインブルー、ヘンデル:ハープコンチェルト、愛の夢、ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ、他
【アクセス】都営浅草線、東京メトロ日比谷線 人形町 A6, A2出口より徒歩4分
お問い合わせ&申し込み】メール:sachiho@timberringmusic.com
【主催】
Kクリエイト
【FB】
イベントページ

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