クラシック音楽がBGMになってしまう理由(外国語に例える)

クラシック音楽を、外国語の会話に置き換えてみます:

外国人と一対一で話すチャンスがあると、何とかついていける。
一つの楽器がメロディーを歌ってくれると、メロディーの終わりまで聴きたくなる。「赤とんぼ」のようにメロディーが短いと覚えやすいですよね。

でも、外国人同士で話しているところを聴くと、ついていけなくなる。
複数の楽器が絡みだすと、分からなくなる。オーケストラ曲の中間部分、必ず複雑な部分が出てきますね。

その場で見ていれば、何となく話の流れが分かる。例えば:誰が悲しくて、誰が励ましてあげているのか。
生演奏を見ていると、メロディーを担当している楽器が目立つから、メロディーの移り変わりに気づく。テレビ映像だとカメラでメロディー楽器を映してくれるから分かりやすいですね。

でも、例えば、今度はラジオで同じ会話を聞いたとしたら、表情も見えないから、全く意味の分からない会話になる。
CDでクラシック音楽を聴くと、複雑になった途端、音色が混ざって、カオスに聴こえるときありますね...

結果、耳にしか頼れないときは、外国語が最初だけ美しくて、そのうち飽きて、BGMになる。
クラシック音楽をCDで聴くと、最初は美しくて癒されるけど、そのうち聞かなくなって、BGMになる。

面白いことに、クラシックを勉強しはじめると、BGMとして聞けなくなるの。音楽の流れに敏感な耳を育ってしまうので、流れについて行っちゃって聞いちゃうんです。外国で旅しているときに、日本語が聞こえてくると聞いちゃうでしょう?そんな感じ。

初心者には、クラシック音楽は外国語のようなものだと思う。ポカン〜と聴くだけでも美しい。

でも、クラシックの「言葉」と「会話」を覚えてくると、深い感情まで伝わって来る。

私はクラシックの「言葉」がもっと多くの人に通じるように、分かりやすく説明することが好きです。

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  LaVita 〜大切なあなたへ〜
「真夏の情熱のスペシャルコンサート」
  2017年7月29日(土曜日)
【会場】
日本橋社会教育会館【開演】14:30
【全席自由】大人3,500円 高校生以下1,000円(未就学児無料)
【出演者】石川寛子 Vn、大塚幸穂 Vc、長谷川芙佐子 Pno、大村典子 Harp  
【曲目】ひまわり、コーヒールンバ、ジュピター、ツイゴイネルワイゼン、映画「ラベンダーの咲く庭で」より、サマータイム、アイガットリズム、ラプソディーインブルー、ヘンデル:ハープコンチェルト、愛の夢、ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ、他
【アクセス】都営浅草線、東京メトロ日比谷線 人形町 A6, A2出口より徒歩4分
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