肩に負担のないチェロの持ち運び道具:フィードラーバックパックシステム

チェロを頻繁に持ち運ぶ方にオススメしたいのは、登山リュックの道具を楽器ケース用に改良したフィードラーバックパックシステム(電車の中で撮った写真ですみません!!)
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私のケースはそれほど重たくなくて、チェロを入れて7キロだけど、楽譜の入った重たい荷物と一緒に毎日運ぶことになると、車でない仕事はちょびっと大変。でもこのリュックシステムがあると、すごく楽になりました。

付いているのは:
  • ショルダーストラップ
  • ヒップベルト
  • チェストストラップ
  • ロードリフトストラップ

この4つのストラップの調整で:

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①頭が自由になる
  • 普通のチェロストラップ:ショルダーストラップを使ったとしても、チェロの位置が低くて、チェロの頭の部分が頭と同じ位置になって、歩くとぶつかるから、前かがみで歩くようになる。
  • フィードラー:ヒップベルトでチェロを上に持ち上げることによって、頭がチェロの首のくぼみに入って、まっすぐ歩けるようになる。首がものすごく楽になる!
②足を伸ばせるようになる
  • 普通のチェロストラップ:ふくらはぎがチェロの下の部分にぶつかって、歩くステップの幅を小さくしないといけない。急いでいるとき本当に困る。
  • フィードラー:このシステムでチェロを高い位置で持てるので、足を思いっきり広げることが出来る。

日本でなかなか使われない理由は、ドリルで6箇所、2つずつ(合計12回)ケースに穴を空けなければいけない。アメリカにはよく見かけていたので、私は何も不安なく付けたいと思っていたんですが、日本ではどこにも売っていなくて、楽器屋さんに相談したらケースに穴を空けることによって耐久性に影響が出る恐れがあると言われた。結局
フィードラに問い合わせて購入して、自分で工事しました。日本語での案内はありませんでした…

ドリルで穴を空けた場所:

ロードリフトストラップ用↓  
ヒップベルト用
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ショルダーストラップ用
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フィードラーのホームページに工事の詳しい説明のある動画↓



コストは:
Fiedler Backpack System - Assembly Kit : 16800 Eur
Fiedler Backpack System - Hipbelt : 7400 Eur

(背中に当てるクッションも付いてきたんですが、ヒップベルトをつけると全然いらないので、使っていません。)

支払いの方法は、ペイパル又は講座当て送金(郵便局)。

8年前に買ったけど、送料と送金の手数料を入れて合計4万円ぐらいでした。

チェロを背負いながら自転車乗る人がいるぐらいだから、山のてっぺんでチェロ弾く夢を持てるのはこのシステムのおかげです。あとは体を鍛えないと ^^;

♪〜〜〜〜〜〜関連情報〜〜〜〜〜〜♪

Sachi の
コンサート情報

  LaVita 〜大切なあなたへ〜
「真夏の情熱のスペシャルコンサート」
  2017年7月29日(土曜日)
【会場】
日本橋社会教育会館【開演】14:30
【全席自由】大人3,500円 高校生以下1,000円(未就学児無料)
【出演者】石川寛子 Vn、大塚幸穂 Vc、長谷川芙佐子 Pno、大村典子 Harp  
【曲目】ひまわり、コーヒールンバ、ジュピター、ツイゴイネルワイゼン、映画「ラベンダーの咲く庭で」より、サマータイム、アイガットリズム、ラプソディーインブルー、ヘンデル:ハープコンチェルト、愛の夢、ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ、他
【アクセス】都営浅草線、東京メトロ日比谷線 人形町 A6, A2出口より徒歩4分
お問い合わせ&申し込み】メール:sachiho@timberringmusic.com
【主催】
Kクリエイト
【FB】
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