暗い曲が好きな人!堂々と暗い曲をリクエストしてください

明るく元気!でいなきゃいけないプレッシャーはだれでも感じると思います。その傾向で、基本的に私はコンサートの選曲するとき、7割は明るい曲にしようとしています。でも難しい。私は暗い曲が結構好きだから...本当の好みで選曲していれば、多分6割、暗い短調の曲を選んでいると思う。心のどん底に響くメロディーが気持ちがいい。眠っている感情をかき混ぜるような音楽が楽しい。

私だけではないよね?

誤解のないように、私は、ずっと暗い気持ちでいたいというわけではない。悲しい曲の中で必ず光がある、変わっていく瞬間がある。その瞬間、気持ちが持ち上げられて、心が飛んで行っちゃうんじゃないか、と感じるときもある。その変わる流れに音楽の力が現れて感動すると思う。

こういう変化を表現するのがとっても上手なヴァイオリニスト、石川寛子さんの演奏を聴いてみてください。先日のLaVitaコンサートより「ヴァイオリンと管弦楽の為のファンタジー」です↓



ちなみに、この映画「ラヴェンダーの咲く庭で」のエンドロールに流れている曲は、↑の曲を明るい調に変えたものです↓



あの「ファンタジー」があったから、エンディングテーマが美しく心が満たされた曲に聞こえる。

変化があるから「悲しい」&「嬉しい」がある。音楽の不思議。

だからお願い。暗い曲が聴きたい人、堂々とリクエストしてください。コンサートの終わりには心が飛んでいけるように、プログラムの流れを作っておくから、一緒に変化を楽しみましょう♪

ちなみに「LaVita」の次のコンサートの企画が始まっています!来年の1月を予定しています。聴きたい曲があれば、どんどん教えてくださいね♪

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