内容を磨くか、ハードルを上げるか

今日はどっちするか、生活の中でこの選択肢に会うことが多くあると思います:掃除するか、模様替えするか?草取りするか、種を蒔くか?今ある本を読むか、新しいのを買うか。練習するか宣伝するか!

音楽のお稽古でいうと、例えば

1つのフレーズに時間をかけて練習して余裕を出すか、もっと難しい曲に挑戦するか、、、

すでに自分の好み、わかっているでしょう!一つの曲をじっくり練習したいタイプの人と、次の曲にすぐ挑戦したいタイプ。性格ですよね。

私は、そのときの気分によって選ぶことが多いです。インスピレーションが深く行っているときは1つのフレーズに何時間もかけて練習する。インスピレーションが高く行っているときは憧れの曲を弾いたり遊びます(もちろん演奏仕事の曲を優先的に練習しますが!)

レッスンに通っていれば何となく課題曲が決まっていて、先生のOKが出るまで同じ曲を練習することが多いと思いますが、私のレッスンだと生徒さんのペースに合わせることが多いので、私の希望として、生徒さんもそのときの気分によって決めてほしいのです!ワクワクするする方向で、興味がわく方向で
🎶

ただ、少し気を付けてほしいことがあります:

①内容を磨こうとしているならば、その動機はダメ出しですか?好奇心ですか?

例えば、ダメなところを直すのが目的なら、恐らくキリがないので、いつまでたっても出来た感じはしないと思いますし、なかなか進めないことにストレスを感じて身体がガチガチになって効率が減って落ち込んでやる気をなくします(>.<)

逆に、磨いているうちに音楽の深みと出会えて、さらに繊細な歌い方や身体の動きに挑戦したくなっているなら、Okay! いくらでも深いところまでついていきます(^o^)/ 同じフレーズに複数の課題を同時に取り組むのは難しいけど、挑戦することにワクワクを感じていればドンドンやっていいと思います。

②ハードルを上げようとして新しい曲の挑戦しているとき、どこかで聞いたことある美しい音を追っていませんか?自分の歌声にもチャンスをあげてますか?

2017_6_9
人の真似をしながら学べることは沢山あります!合奏していると船に乗るのようにつられて気分良く演奏することも出来ます。CDで聴く憧れの美しいメロディーに少しでも似ているものが弾けると嬉しくてしょうがないですね。ただ、少し時間が経つと、最初の「わ〜い!この曲が好き!」が、「なんであのように弾けない???」に変わってしまいますね、、、

でもね、あなたの音もステキなのよ。譜面を前にして、曲が自分の心を通したときに感じ取る音、それがあなたの音。難しい曲に挑戦しているときも、時間をとって自分の歌声を音にする、実現させる、誕生(?)させてあげていますか?Are you giving yourself the time to allow your own voice to speak through the music?

ハードルを上げるのも、内容を磨くのも、とても大事なことだと思っています。選択するときに心をきいて、やっている最中も心をきいて、終わってから「あ〜楽しかった!」と心から思う練習ができたら、最高じゃない?

♪〜〜〜〜〜〜関連情報〜〜〜〜〜〜♪

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チェロレッスン案内

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コンサート情報

  LaVita 〜大切なあなたへ〜
「真夏の情熱のスペシャルコンサート」
  2017年7月29日(土曜日)
【会場】
日本橋社会教育会館【開演】14:30
【全席自由】大人3,500円 高校生以下1,000円(未就学児無料)
【出演者】石川寛子 Vn、大塚幸穂 Vc、長谷川芙佐子 Pno、大村典子 Harp  
【曲目】ひまわり、コーヒールンバ、ジュピター、ツイゴイネルワイゼン、映画「ラベンダーの咲く庭で」より、サマータイム、アイガットリズム、ラプソディーインブルー、ヘンデル:ハープコンチェルト、愛の夢、ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ、他
【アクセス】都営浅草線、東京メトロ日比谷線 人形町 A6, A2出口より徒歩4分
お問い合わせ&申し込み】メール:sachiho@timberringmusic.com
【主催】
Kクリエイト
【FB】
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