中学生が練習していないのにレッスンを受ける意味がある?

日本の中学生は本当に忙しい。宿題、部活、塾、それにチェロのお稽古なんて続けられるか?オーケストラとか弦楽合奏があれば問題はないけど、チェロで参加出来る部活のある中学は限られているからね。

先生として、小学生の内にチェロをはじめた生徒さんは、中学に上がってもチェロを続けたければ、続けられるように力になってあげたい。

その為に、一昨年から「中学生応援プラン」をはじめた(既に3年以上経験のある生徒さんのみ)。特徴は:
  • お子様レッスンは通常レッスンは月3回@35分だけど「中学生応援プラン」は、最低月1回来ていただければ、スケジュールに合わせて回数変更はOK。夏休みとか時間が出来たときにレッスン回数を増やすのもOK。通常のレッスン日の都合が悪くなったとき、他の曜日も出来る限り提供している。
  • レッスン時間を35分から50分に伸ばす。そのうち最初の5-10分は一人で個人練習。ゆっくりマイペースで復習出来る。隣部屋から練習の質も聞くことが出来て、練習方法を褒めることも出来る。
  • 曲の譜読みは、レッスン中に一緒にしてもいい。お家で練習していなくても、譜読みに付き合ってあげることによって曲は少しずつ進む。ソルフェージュを練習したり、譜読みのコツも教えられる。
  • クラシック曲以外に、生徒さんが弾いてみたい曲を並行に練習する。メロディーを既に知っている曲だと弾きやすいし、難しい技術が必要だとしてもチャレンジしたい気持ちは出てくる。
  • 他の生徒さんとアンサンブル出来る日をモーチベーションにして、チェロ好きの仲間と遊ぶ機会を作る。

無理にチェロのレッスンを続ける必要はないけど、続けたければ、楽しく続けられるように工夫する。そうやって生徒さんの成長を見守りたい。

実際のところ、中学生がレッスンに来る時、くたびれた状態で、体がダラんとしていて、チェロを持つのも辛そうで、チェロが嫌になっているかな?と心配するけど、帰りはみんな元気で大きい声で「ありがとうございました!」とか「先生、バイバイ!」と言ってくれる。

この前、お迎えに来てくださったお母様との会話:

「いつも練習していなくてもすみません!申し訳ないです…本当に… 」
「いいですよ〜だって忙しいでしょう!それでも少しずつ進んでいるし、頑張っていますよ。」
「そうですか???ありがとうございます… でも〇〇君は、この前言っていました、チェロのレッスンに行くと心が緩んでリラックスできるって。中学に上がって、色々忙しいから、チェロがそういう時間になるのは嬉しい。」
「本当ですか?それは良かったです!音楽が好きみたいだからね〜 アイペースで続けるのはベストだね〜」

いつまで続くか分からないし、実際チェロのお稽古よりは睡眠をとってたほうがいいかもしれないけど、生徒さんにとって意味のある時間ならば、私も出来るだけ協力したいと思います♪

♪〜〜〜〜〜〜関連情報〜〜〜〜〜〜♪

Sachi の
コンサート情報

  LaVita 〜大切なあなたへ〜
「真夏の情熱のスペシャルコンサート」
  2017年7月29日(土曜日)
【会場】
日本橋社会教育会館【開演】14:30
【全席自由】大人3,500円 高校生以下1,000円(未就学児無料)
【出演者】石川寛子 Vn、大塚幸穂 Vc、長谷川芙佐子 Pno、大村典子 Harp  
【曲目】ひまわり、コーヒールンバ、ジュピター、ツイゴイネルワイゼン、映画「ラベンダーの咲く庭で」より、サマータイム、アイガットリズム、ラプソディーインブルー、ヘンデル:ハープコンチェルト、愛の夢、ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ、他
【アクセス】都営浅草線、東京メトロ日比谷線 人形町 A6, A2出口より徒歩4分
お問い合わせ&申し込み】メール:sachiho@timberringmusic.com
【主催】
Kクリエイト
【FB】
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